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FRS工法とは FRS

カビを調査・研究し衛生的な環境をつくるFRS工法

近年の住宅の高気密化やライフスタイルの変化、空調機器の普及に伴い、カビ(真菌)を含む微生物が屋内でも年間を通じて発生しやすくなり、一部の種によって発生する喘息や咳、夏型過敏性肺炎といった健康被害の存在も広く知られるようになりました。
FRS工法は、通常のハウスクリーニングとは異なり特殊洗浄剤の力でカビ(真菌)を分解・除去するとともに、施工後の環境改善のご提案や防カビ処理によってカビ(真菌)の再発生を防止する工法です。

外壁清掃のビフォーアフター

FRS工法の特徴

Point01

素材に優しい洗浄剤と施工方法

殺菌剤や漂白剤を使用してブラシ等でこすり落とすのではなく、素材に特殊洗浄剤を浸透させて洗浄剤の力でカビ(真菌)を分解・除去します。こすり落とす既存の清掃方法に比べて材料・下地を傷めにくいのが大きなメリットです。

Point02

基本足場不要の低コスト施工

施工が簡単で、基本足場を必要としないため低コストを実現しました。中程度の規模のビル・マンションなどでは、可能な場合は高所作業車を利用します。

Point03

汚れの原因を事前に調査・研究!

除去作業の前に必ず現場調査を行い、汚れの原因がカビ(真菌)や否かやどんなカビが発生しているかを調べます。調査結果をもとに、現場ごとに適した施工方法と液剤を選択します。

施工対象物

  • ビル
  • マンション
  • 一般住宅
  • ホテル
  • 病院
  • 施設
  • 食品工場
  • 加工施設
  • 温泉
  • 店舗
  • 公共施設
  • 浴室
  • 台所
  • 厨房
  • トイレ
  • 看板

施工対象素材

  • コンクリート
  • モルタル
  • タイル
  • しっくい
  • サイディング
  • 石材
  • 木材
  • ビニールクロス
  • 塗装面
  • 墓石

カビ発生のメカニズム

雨に含まれる汚れや排気ガスの粒子が外壁に付着する仕組みを示したイラスト

カビ(真菌)は本来土壌の中で細菌をはじめとした他の微生物と共存し、植物などに寄生して生きています。
成長したカビは空気中に胞子を飛散させ、塵や水蒸気とともに空中を移動しあらゆるものに付着・増殖します。
成長が進むと菌糸から色素や化学物質を出して素材を汚染・劣化させたり、新しく作り出した胞子を周囲に再び飛散させます。

例えば、目視で黒く見えている浴室のタイル目地では1㎠あたり40億個の胞子を持っていると言われています。
このカビ(真菌)の胞子を人間が吸い込むことで、胞子がアレルゲン(アレルギー症状の原因となる物質)となりくしゃみ・咳などのアレルギー症状を引き起こしたり、種によっては真菌症の原因となる場合があります。

一般的なカビ(真菌)の生育条件

温度

温度計のイラスト

20℃~28℃

湿度

水滴イラスト

70%以上

酸素

O²と書いてあるイラスト

好気性

酸性度(pH)

レモンイラスト

弱酸性
pH4.0~6.0

栄養

野菜、魚、牛乳のイラスト

有機物+
微量の無機物

建物に発生する主なカビの種類と特徴

クラドスポリウム属

クラドスポリウム属

湿度の高い環境を好み、水廻りや冷蔵庫のパッキン、エアコンの吹き出し口周辺などからよく見つかる。住環境汚染の原因となる代表的なカビで喘息やアレルギーなどの原因にもなる。

アスペルギルス属

アスペルギルス属

乾燥した環境や高温・低温にも強く、和室や屋外のほか冷凍食品等から見つかる事もある。種によってはアレルギーや真菌感染症(アスペルギルス症)の原因となる。

ペニシリウム属

ペニシリウム属

比較的乾いた環境にも強く、和室の畳やじゅらく壁、屋外の看板や外壁などでよく物質を作るものも存在する。

リゾープス属

リゾープス属

湿気た環境を好み、成長が速い。食品の変質・腐敗にも関わり、サツマイモの病原菌としても知られる。麦芽工場では、職業病としてこのカビによる健康被害の報告がある。

アルタナリア属

アルタナリア属

湿気た環境から外壁まで幅広い環境に対応するカビ。紫外線や一部の防カビ剤に抵抗性を持つことが知られている。

(一社)日本住環境カビ研究協会 研究室

現場にてフードスタンプや空中浮遊菌測定器などで採取したカビ(真菌)の培養を行ってどのようなカビがいるかを突き止め報告書(メンテナンスカルテ)を作成したり、その性質を深く研究し、真菌用分解洗浄剤の開発等市場へのフィードバックを行うべく日々研究を行っています。

調査方法

  • ATPふき取り調査
    調査個所の汚れの度合いを数値化して測定し、カビ(真菌)の発生リスクを調べます。
  • 付着真菌検査
    48~72時間培養し、同定可能な状態になったサンプルから同定を行います。
  • 空中浮遊菌検査
    培養48時間後時点での培地上の発生コロニー数を測定します。

施工事例

外壁

Before

黒ずみや苔が付着した住宅の外壁の写真

After

清掃後の住宅外壁

和しっくい壁

Before

汚れが目立つ和しっくい壁

After

清掃後の和しっくい壁

外部階段(コンクリート)

Before

汚れが広がった外塀

After

清掃後の外塀

在来浴室(モルタル下地塗装仕上)

Before

天井に黒カビが広がった浴室の写真

After

黒カビが除去されてきれいになった浴室の天井の写真

大浴場天井(モルタル下地塗装仕上)

Before

カビが広がった天井

After

清掃後の天井

じゅらく壁

Before

カビや汚れが目立つ和室の壁

After

清掃後の和室の壁

Before

木枠に囲まれた和室の壁に黒いカビが点在し、劣化や汚れが目立っている様子

After

清掃後の和室の壁

ビニールクロス

Before

カビが発生した壁の下部

After

清掃後の壁の下部

天井空調吹出し口周辺

Before

汚れが目立つ天井の換気口周辺

After

清掃後の天井換気口周辺

炭の力で健康重視の快適な空間を創る

炭には「調湿」・「消臭」・「酸化防止」の効果があり「癒し」の空間をつくります

  • FRSカーボン(床下調湿炭)
    国産赤松炭が優れた吸放湿効果を発揮!
    湿気やすい床下に敷き込むことで住宅を半永久的に湿気から守ります。
  • マジカルタンソ(コンクリート混入用炭素)
    高炭素セラミックと粒状の備長炭を配合。
    コンクリートに混ぜる事で炭の調湿効果、消臭効果をプラス!
    湿気やすい水廻りや床下基礎などのコンクリート打設時にオススメです。
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